このコーナーでは、大下宗香のプロデュースした茶器・棗を、時期によりチョイスして
ご紹介します。日本文化の美しさ・しなやかさを伝えると共に、トラディショナル・ク
ラフトの真の意味での豊かさを感じて頂きたいと考えております。

第二回目にご紹介する茶器は竹に雀高中次です。

■竹・雀について
 雀をモチーフにした蒔絵は平安時代にさかのぼるよう
 ですが、人の身近に生活する小さな生き物として親し
 まれ、絵画の題材になることも多いようです。
 棗のボディー全体に広がるように描かれた竹は、竹の
 持つ生命力を感じさせると共に優雅な空間を作り出し
 ています。

■蒔絵
 蒔絵は全研ぎ出し仕上げになっており、立ち上
 
がり部には竹と飛んでいる雀が平蒔絵で描かれ
 ています。
 金・銀・金平目・青貝によってかもし出される
 コントラストが美しく、絵に奥行きやリズムを
 感じる仕立てになっています。

竹に雀高中次/天場

■木地について
 背が高めの中次です。その印象はスマートで、高貴
 な雰囲気をもっています。
竹に雀高中次/側面部

◆バックナンバー
 前回の特集はこちらヨ。
  花兎マキエ/独楽筋中次・筋中次

ご質問等ございましたら、info@koukoubou.com
までご連絡下さい。